保育現場は、20代から40代までの先生がいます。最近は特にヘルプで来てくれる先生もいて、賑やかです。先生たちはいろんな経験をされてきた方ばかりです。保育士一本できてる方もいれば、放課後支援や介護支援をしてきた方もいます。私のような子育て経験をしてきてる先生もいます。つまり、同じ現場にいても、
みんなそれぞれ見ているところが少しずつ違います。
私たちは子どものエピソードを介して常に話し合うようにしています。
「いま○○ちゃん、○○ができてたよね。□□遊びのブームかもね」
「今日の○○くん、ちょっと疲れてる?」
とか何とか。
それを聞いてる別の保育者たちは、
「たしかに!」
「へえそうなんだ!」
「そうそうそうなのよ!」
「それはこの間こういうことあってね」という感じでみんなの発見につながっていきます。
私はそうやって、その子のエピソードの表面化が少しずつ進み、保育に入る先生たちみんなでその子への理解を深めていく感じが素敵だと思います。それに、
次はこうしよう♪とか
今日これ作ってきました!とか
これ持ってきたから、○○ちゃんの参考にしてきださい!と資料を持ってきてくれる先生もいて
その子へのできる手立てがどんどん広がっていくのが楽しいなと感じます。
先生たちの気づきが連絡帳でご両親やおじいちゃんおばあちゃんにも伝わって、おうちではどうだったか双方で情報を聞けたりするのが嬉しくて。
こうやって、子どものエピソードを共有すること、共有してもらうこと、とっても大切なことです。
家族も同じことがいえます。夫婦で協力しあって子どもを育てていくプロセスと同じだなと感じます。
相手の子育てについて否定するのではなく、まずは、子どものエピソードを分かち合う。
答えは自分だけが持っていると思い込まない。
ふたりで見出す。子育てしていく。
丁寧にコミュニケーションしていくうちに、
子育ての仕方やアイデアが広がっていくんですよ。
目的を持った楽しいお出かけが増えたりね。
そんな子育てを目指しませんか?
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