数学とこころ

「数学が苦手だけど、自分にも解けるんだと思えた。」

「先生の授業受けられて、この学校にきてよかった」

これは、私の授業を受けた子どもたちの代表的な感想である。

子どもたちの数学の理解を深めるために、

論理的思考を身につけてもらうために、

195名の生徒たちと、

あらゆることをやり尽くした結果だ。

ノートでのやり取り、

証明問題の細やかな指導は必須事項、

授業中、どんな質問にもこたえ、

カリキュラムを着実に身につけるためのプリント作成、

テスト後の個別カウンセリング

などなど。

中でも効果的だったのは、

数学とはまったく関係ない悩みの相談を受けたこと。

そう、数学とこころは密接に関係があるのだ。

これは私の検証によると、

年齢に関係ないようだ。

数学に向き合うときに出てくる子どもたちのいろいろな葛藤と正しく向き合うと、

数学だけでなく、

生活面のレベルアップにもつながる。

それだけ効果があっても、

教師が生徒と接するには限りがあるのだ。

だから、この役目を学校現場を離れて、個別指導で伝えていくことにしたのだが、

ある時、気づいた。

これをお母さんができたら最高だ!ということ。

ひとつ向き合うごとに自信がつく個の時間。

親子でできたら揺るぎない信頼関係を築くことができるだろう。

塾に必要以上に行かせることもないから、

子どもの負担が少ない。

疲れた中学生ではなく、

ビジョンに向かって自主的に勉強する子どもを育てたいママの力になれたらと志しを新たにしたのだ。