尊重された女性を生きるということ

「女性であっても学をつけ、

自分で選択し可能性を広げていく生き方をしてほしい。

お母さんみたいに

たくさんおしゃれをしてね。

そして、お母さんみたいに

愛しあえる人と結婚するのよ。

それが女性の幸せ。

あなたには絶対に幸せになってほしい。」

これは、何度も私に伝えてくれた母の想いだ。

過去の体験に基づく母の私への想い。それは衝撃的な体験の数々だった。

母は、自分の父親に働き手として扱われていた。

そのため、弟と一緒に疎開させてもらえず、東京大空襲にもあった。

中学は、自力でアルバイトしながら通った。

自分の母親は父親から常に暴力を受けていた。

母自身も、義理の家族に暴力をふるわれ、最初の子を流産した。

話と一緒に母のたくさんの涙が伝わってきた。

もしこの話だけだったら、私は母の悲しみに一緒に陥ったままだっただろう。

でも、母には憧れる存在がいた。

私が通う小学校の校長先生だった。

凛としていて、

穏やかで、

いつも話を聞くスタンス、

真理を追い求める強さを持った

ステキな女性だった。

母の憧れる女性を間近で見て、

そして普段の母をみていて、

私は、母が私に伝えたかったことを肌で感じ取っていた。

私は母に憧れるようになった。

そしていま、

女性の尊重について、

母、そして校長先生から学び、

尊重された女性を生きるために、

私が取り組んでいること。

女性である私が自分自身を尊重すること。

男性を尊重すること。